過去形と過去分詞の違い
見分け方と5つの型
Q. 過去形と過去分詞の違いは?
A. 過去形は「単独で過去を表す」動詞(I saw it.)。過去分詞は単独では時制を作れず、have+過去分詞(現在完了)・be+過去分詞(受動態)・名詞修飾(形容詞)に使います。形は、規則動詞は両方 -ed で同じ、不規則動詞は違うことがあります(see / saw / seen)。
過去形と過去分詞は、規則動詞だと同じ形(played / played)なので混同しがち。でも役割はまったく違います。何とセットで使うかで見分けられます。
役割の違い(ここが本質)
過去形は、それだけで「過去にした」を表せます(I made dinner.=作った)。一方過去分詞は、そのままでは文の時制を作れず、必ず何かとセットになります。
- have + 過去分詞=現在完了(I have made dinner.)
- be + 過去分詞=受動態(Dinner was made.)
- 名詞を修飾=形容詞(a broken window=割れた窓)
過去分詞①:be + 過去分詞=受動態
「〜される/された」を表します。行為者が不明・重要でないときに使われます。
| My wallet was stolen. | 財布が盗まれた |
| The road is closed. | 道が閉まっている |
| I was born in Tokyo. | 東京で生まれた |
ただし英語は「誰が何をした」と主語をはっきり言う言語なので、日常会話で受動態が使われることはそれほど多くありません。「財布が盗まれた」も Someone stole my wallet. のように能動態で言うことが多いです。
過去分詞②:名詞を修飾する形容詞
過去分詞は「〜された」という意味の形容詞として、名詞を説明できます。
| a broken window | 割れた窓 |
| a used car | 中古車(使われた車) |
形の違い=不規則動詞の5つの型
規則動詞は過去形も過去分詞も -ed で同じ(play → played → played)。違うのは不規則動詞で、変化は次の5つの型に分かれます。
| 型 | 特徴 | 例(原形 – 過去 – 過去分詞) |
|---|---|---|
| A-A-A | 3つとも同じ | cut / put / read |
| A-B-A | 原形=過去分詞 | come – came – come / run – ran – run |
| A-B-B | 過去形=過去分詞(最大グループ) | make – made – made / buy – bought – bought / keep – kept – kept |
| A-B-C | すべて違う | go – went – gone / see – saw – seen / break – broke – broken |
| 特殊 | be動詞 | be – was/were – been |
よくある質問
規則動詞は過去形と過去分詞が同じ?
はい。規則動詞は両方 -ed で同じ形です(play → played → played)。形が違うのは不規則動詞だけで、その変化は5つの型に分かれます。
過去分詞は単独で使える?
単独では時制を作れません。have(完了形)や be(受動態)とセットにするか、名詞を修飾する形容詞として使います。
read は過去形も過去分詞も同じ形?
つづりは3つとも read で同じですが、過去は発音が変わります(/riːd/ → /red/)。cut・put なども3つとも同じ形です。
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