a と the の使い分け
冠詞の基本と無冠詞
Q. a と the の違いは?
A. a / an は「不特定の1つ(どれでもいい1つ)」、the は「特定の1つ(話し手も聞き手もどれか分かっているもの)」。初めて話に出すときは a、2回目や状況で特定できるものは the。数えられない名詞や固有名詞などは無冠詞になります。
冠詞は、名詞の前に置いて「1つか複数か」「特定か不特定か」を示す語。a と the の違いは「相手がどれか分かっているか」で決まります。ここを押さえると迷いが減ります。
a / an(不特定の1つ)
特定されていない1つ、どれでもいい1つを表します。話し手がどれを指しているか決めていない(=聞き手もまだ分からない)ので、会話で初めて出てくるときによく使います。
| I saw a dog. | (ある)犬を見た ← 初めて話に出す |
the(特定の1つ)
話し手と聞き手が「どれか」分かっているものに付きます。どうやって特定されるかは、主に次の4つ。
- ① 既に話に出た(a で出して、2回目から the)。a car → the driver
- ② 状況でそれと分かる
- ③ 常識的に唯一のもの。the earth / the sun / the moon
- ④ 最上級・序数・only・same などで限定。the only person / the same problem
the は単数にも複数にも付きます。
無冠詞になるパターン
次の場合は a も the も付きません。
- ① 所有格が付くとき(my・your・his …)=冠詞の代わりになる
- ② 人名・固有名詞・国・会社名
- ③ 言語・曜日・月・スポーツ・食事
- ④ 日常的な場所・手段(go to school / by car / at home)
- ⑤ 学問分野・科目 / ⑥ 抽象的な概念(愛・情熱など)
- ⑦ 不可算名詞(数えられないので a も -s も付かない)
可算・不可算とのつながり
冠詞は「数えられるか」と深く関わります。可算名詞の単数には a / the が必要、不可算名詞は a / -s が付かない(the は付くことがある)。詳しくは 不可算名詞の一覧 をどうぞ。
よくある質問
a と an の使い分けは?
次の語が子音の音で始まれば a、母音の音で始まれば an を使います(a dog / an apple)。つづりではなく「音」で決めるのがポイントです。
いつ the を使う?
話し手も聞き手も「どれか」分かっているときです。既に話に出たもの、状況で特定できるもの、the earth のように唯一のもの、最上級・only・same などで限定されるものに付けます。
a も the も付かないのはどんな時?
所有格(my・your …)が付くとき、人名・国などの固有名詞、不可算名詞、go to school のような日常的な場所・手段のときなどは無冠詞になります。
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